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歌うことに必要なリラックス
☆彡 リラックスして歌うこと 必見!
【リラクゼーションのコツ】
声帯に直接つながっている筋肉は、肩と首との間の筋肉です。
カラダがリラックスしているからこそ、次の瞬間に、的確な判断ができ、的確なスピードで、的確な動作ができる。
だいじなことは、ヴォーカリストはアスリートと同じってこと。例えば、音や球やライバルの攻撃などに対して、カラダを解放にしておくことで、次の瞬間の動作に100パーセントの力を生かせるのです。
【リラックスのコツはどこかひとつに集中することです】
- 自分の目のやや上ぐらいに視線を集中
- あごが上がらないようにあごをひく
- 胸の位置をあげる
- 肩を落とし、肩の位置を少し後ろにひく
【緊張で全身ガチガチなあなた!うまくリラックス状態をつくることができない!】
こんなあなた、心身の緊張をなおそう。
- 緊張しやすいのは不安感だったりします。
- 力を入れたり抜いたりすることを繰り返す。
- 身体の力を抜く感覚をつかむ
- 身体がこわばっている。
- 呼吸が浅い。
【身体が緊張しているかどうかは、意外と簡単な方法でチェック可能】
- 力を抜いて膝に置いた手首を、他人に胸のあたりまで持ち上げてパッと放してもらう。
- その手首がダランと元の場所へ戻らず、空中で止まってしまう場合は身体が緊張で固まっている状態。
【リラックスさせるために、次のような準備が必要です!】
<リラックスさせるための準備>
- なるべく静かな場所を選ぶ
- 背もたれのある椅子など、腰掛けられるものを用意する
- アクセサリーやベルト、時計など締め付けるものはなるべく外す
手のリラックス
- 前かがみになり、手のひらをぎゅっと握る
- ストンと力を抜き、手のひらに感じる感覚に集中する
- もう一度手のひらを握る。今度は力が入っている感覚に集中
- ストンと力を抜く
- 手のひらを目一杯広げ、手のひらが張っている感覚に集中
- ストンと力を抜く
腕のリラックス
- こぶしを軽く握り、ひじをぐっと曲げて脇を締める。ひじに力を込め、腕が震えるくらい力む。
- 太ももにストンと腕を落とす。
首のリラックス
- 背筋を伸ばし、首をストンと落とし、あごと鎖骨を近づけるようにして下を向く。
- 首の後が伸びているのを感じる
- ゆっくりと、正面を向く
- 頭を後ろに倒し、なるべく後ろの方を見るようにする
- ゆっくりと正面を向く
- 肩を動かさず、左肩に左耳を近づけていく。右の首筋が伸びていることを意識
- 元に戻し、右肩に右耳を近づけていく。今度は左の首筋が伸びていることを意識
- ゆっくりと正面を向く
肩と上半身のリラックス
- 肩をすくめるようにして肩を上げる
- ストンと力を抜く
- こぶしを握り、腕をぐっと曲げて脇を締め、肩をすくめる
- 太ももにストンと腕を落とす
背中とお腹のリラックス
- 腕を垂らし、そのまま後ろに引いていく。同時に、胸とお腹を前に突き出す
- ストンと力を抜く
- 両手を重ね、丹田(おへその下)に当てる
- 息を口から「ふ〜っ」と吐き出し、鼻から吸う
- 息を止め、手でお腹を押していく。その手を跳ね返すように、腹筋に力を入れる
- 苦しくなってきたら、息を口から「ふ〜っ」と吐くのと同時に力を抜く
脚のリラックス
- 腰を傷めないよう背もたれに寄りかかるよう深く腰かける
- ひざをくっつけて脚を伸ばす
- つま先を手前(身体の側)に向ける。ふくらはぎが張るように
- 脚からストンと力を抜く
全身のリラックス
- 背もたれに寄りかかるように座る
- こぶしを握り、腕をぐっと曲げて脇を締める
- 肩を上げて、ひざをくっつけて脚を伸ばし、つま先を身体の側に向ける
- ストンと全ての力を抜
- 最後に1分間、全身のリラックスを感じる
全身がこわばっている...そんなとき、覚えておけばいつでも活用できる。ライブなど人前で歌うとき、緊張しやすい人は、その前にもリラックスさせると声にも効果でます。